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  • 陽之 石田

オフショア開発を円滑に進める秘訣とは

更新日:2022年7月16日

Cabinet株式会社では、海外の開発会社との連携によりシステム開発を行っており、開発会社の連携が大きなポイントとなっています。そこで今回はオフショア開発会社との連携を円滑に進めるためのポイントについて少しお話したいと思います。


小さな案件から始める


まずは、自社のコントロール下にある小さな開発案件を最初取り組ませていただき、徐々に大きな案件に進んでいくというのがセオリーです。


実績の紹介等はありますが、それをどこまで関わっているのかは以外と分からない部分だったりしますので、まずはリスクが小さい案件をお願いしながらコミュニケーションを進めていくことが重要です。


ベースとなる信頼関係を築く


次に、パートナー企業として信頼していることをしっかりと表現することです。システムも人が作るため、「この会社のためには一生懸命頑張ろう」という気持ちになってもらうのがクオリティの維持にはとても重要な要素です。ですから、オフショアのパートナー企業の一人ひとりをプロフェッショナルとしてレスペクトしながら、時には信頼していることを言葉でも表現して、一緒にプロジェクトを成功させていこうという意思を示すことが重要だと感じています。


これは、自分も反省すべきところもあるかと思うので、お客様へ提供するシステムの品質の維持という面でも強固な関係づくりを進めていきたいと思います。


相手に意図が確実に伝わるように様々な手段で伝える努力をする


さらに、プロジェクトが進んでいくと、認識の違いや誤解が生じることが多々起こります。ですので、そんな時はリスト化する、図解で示す、もう一段かみ砕いて表現するといった、理解をしてもらうための努力をすることが重要です。


理解していない原因を相手に求めても結果はあまり良くありません。常に自責の意識を持って、理解できなかったのは自分の表現の仕方が悪かったかもしれないという気持ちで、プロジェクトを前に進めるために、いろんな手を尽くすことが合理的な考え方だと思います。


英語でのコミュニケーションもできるようにしておく


最後に英語をマスターすること。弊社のベトナムの拠点には日本語のできるスタッフも多数在籍していますが、その日本語能力にはばらつきがあります。すべて日本語でやり取りすることによって生じるコミュニケーションロスも起きてしまいますので、グローバルのスタンダードな言語である英語でのコミュニケーションは常に取れる状態にしておくことが重要です。


まとめ


まとめると次の4つがキーポイントになるのかなと思っています。

1.小さな案件から進める

2.ベースとなる信頼関係を築く

3.相手に意図が確実に伝わるように様々な手段で伝える努力をする

4.英語でのコミュニケーションもできるようにしておく


システム開発も人間同士のやり取りで進めていく限りにおいて、どんな時も円滑なコミュニケーションが必要ですね。




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